「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!」感想

行ってきました。
ただしチケットが手に入らなかったため両日とも幕張LV。
 
終わってみれば最高の2日間。それはもう思い出し泣きできるくらいに。
でも、個人的にはその2日間で色々な葛藤があったライブでもあった。
 
 
まずは初日。
ミリオンツインタワーによるAS曲「合言葉はスタートアップ!」、木戸ちゃんの一つレベルが違うパフォーマンス、ユニット曲のラスボス的な貫禄が出てきた「Blue Symphony」(ゆきよさんセンター!!!)、そしてころあず圧巻の1stリベンジ。「Catch My Dream」、ほんと大好きです。
 
改めて思い返してみると、初日もよいライブだったなと思う。
ただ初日が終わったとき、一つだけ、とても大きな大きな心残りがあった。それはトップバッターもトリも譲ったミリオンのセンター、ぴょん吉の存在感の薄さだった。
 
アイマスのセンターと言えば繪里子、はっしー、そしてぴょん吉。この3人を比べてみたときに、ぴょん吉はまだ2人に敵わないなぁと言うのが本当に正直な気持ちだった。
ぴょん吉は確実にプロ野球でクリーンナップに入れる実力はあるんだけど、わりと肝心なときに三振もする。一方、繪里子やはっしーはもう名スラッガー中の名スラッガー、打って欲しいときには打率10割で打ってくれる新田明男みたいな存在。
相手が悪いだけと言えばそうなのだが、それでもミリオンが今後も伸びていくためにはぴょん吉がこの2人に並んでくことが絶対条件。特に10thライブというこの3者が並ぶ大きな舞台が直前に控えた今回の2ndライブは、ぴょん吉が成長した姿を見せることが必須だと思っていた。
 
そんなことを考えていたので、初日が終わった時点ではまだ観たいものを観ることができなかった…という気持ちが大きかった。両日参加組がまだ1曲しか歌ってないし、このライブが2日間で初めて完成するライブであってまだ前半戦が終わっただけ、というのはわかっていたのだけれども、それでもちゃんと2日目観たい景色が見られるかはわからなかったわけで・・・。
 
そんなこんなでネガティブな私は2日目幕張向かう電車内でうっかりこんな糞コラまで作る始末ですよ。
 

 
結局のところ、ミリオンやぴょん吉のことを期待しつつも、どこか信じ切れてなかったのかなぁ…と。
 
 
そして迎えた2日目。
 
トリ:「未来飛行」
 
 
全部杞憂だった。ぴょん吉がやってくれた。見事にやってのけてくれた。
最終公演のソロ曲ラストは青の系譜orバラード曲、というアイマスライブの基本パターンをぶち破っての爽快なラスト。
キャストも客席も全てを巻き込む爆発力。
そして突き抜けるような笑顔。
 
いやもうね…ほんとうに感無量、だった。まさかここまでのものを見せて貰えるとは…。
早々にセルフエコノミーモードになってしまったので細かいところがよく思い出せないのが悔やまれる。
 
あぁ、もうミリオンの将来を悲観的に観る必要なんて無いんだ。ミリオンはもう大丈夫だ。心からそう思える、最高のパフォーマンスだった。
ぴょん吉、信じ切ることができなくてごめん、そしてありがとう。
 
 
 
とここでブログが終わると綺麗なのだけど、もう一個だけ今回のライブで良かったなぁと思うことを最後に。

 それは、片日参加の人たちだけをソロコーナーで固めたこと。
キャストが多いコンテンツのライブは常に全員参加が難しいため、どうしても「何度も出演してる慣れてる組」と「初参加組」がでてきてしまう。この差をどう埋めるのかというのは課題のひとつだと思っているのだけども、今まで見てきた多くのライブは特にわけたりせずに経験者と初参加者が普通に混ざってる、という形。
しかし今回はそれをせずに、(ゲスト扱いでもないのに)明確に初めての人とそうでない人でパートをわけてきたわけで。正直最初は困惑して「これってどういう意図なんだろう?わけたりしたら余計に差が広がっちゃうのでは?」とずっと考えていたのだけど、意図がわかったのはコーナーが終わった後、そのメンバーだけのMCがあったとき。
 
初ライブでは避けられない涙ながらのMCになったわけだけども、そこでようやく「ああ、これは初参加組による"1stライブ”を今まさにこの場でやっているんだなぁ」と気付いた。
慣れてる組が会場を暖めた後に、初参加組の1stライブ。さぁこれでみんな経験者、同じステージに立てたよね?というところで改めて仕切り直しの後半戦。
後半戦が「THE IDOLM@STER」から始まったのは、まさに本当のライブが今ここから始まるよ、という開始の合図だったのかなぁと。

 

さぁ次はいよいよ10thライブ!
…の前にEEHまだですかね運営さん?走る準備はできてるぞー。